屋根・瓦工事について

安心のビス止め工事!

屋根で大事なのは強度・安定感です。屋根は大雨・強風や地震などの様々な要因で被害に晒されます。そんなときにちょっとやそっとのことではズレたりしないように、しっかりとした固定を行うことが施工業者の努めです。

東部施工ではその際に「ビス」を使って固定していきます。一般的な鉄クギでは月日が経つごとにサビていきますし、施工中に曲がった状態で食い込んでしまい、雨漏りの原因となることがあります。瓦そのもののツメ同士を組み合わせる防災瓦もありますが、強度については「ビス」が勝っているでしょう。

「ビス」の強みとしては、施工した際の「圧」・「密着度」が高いことです。 この二つが高いことで瓦のズレる余地を持たさず、安定した屋根となります。

屋根リフォームのタイミング

そんな場合は誰でも屋根の修理(リフォーム、葺き替え)を考えられます。但し、雨漏りがあきらかに分かるようになっている時点では、屋根以外の部分も相当傷んでしまっている可能性もあります。そうなってしまう前に屋根の点検、もしくは必要であれば屋根のリフォームをすることをお勧めします。

築年数の経過により、破損や劣化が起こります。そこで補修ではなく、屋根下地や野地板などのメンテナンスから、瓦の取り替えまでをしまう工事が葺き替え工事です。 瓦・スレート・金属板など、既存のものを撤去して、新しい屋根材で葺き替えることをいいます。屋根の破損・劣化の状態により、部分的な屋根葺き替え工事をしたり、全面的に屋根葺き替え工事をしたりします。

屋根材・屋根瓦のリフォームサイン

日本家屋

瓦が割れたり、欠けたりしていて隙間が見える。
また、瓦がズレている部分がある。
棟が傾いていたり、鬼瓦が傾いている。
棟や壁際で使われている土が崩れてしまっている箇所がある。

一般住宅

天井、内壁にシミがある。
軒天井にシミがある。
屋根自体が波打っている。
屋根材自体が変色、色あせしている。
草やコケが生えている。コケやカビによる変色がある。
屋根材自体が錆びている。
また使われている部品(金具、谷板等)が錆びている。

屋根工事の主な種類メリット・デメリット

瓦屋根工事

材料自体の対応年数がダントツで長くランニングコストがかからない。
通気性がよく、屋根下地の換気にすぐれている。
和風・洋風、様々なタイプがある。

重量が他の屋根材よりも重いため、家によってはおすすめできない時がある。
屋根工事の工事費用が他の屋根材よりも高くなる。

主に粘土瓦、セメント瓦があり、和瓦では石州瓦、三州瓦が有名。洋瓦では、S型平板型などがある。

スレート屋根工事

比較的工事費用が安い。
重量が軽い。

表面は塗装で仕上げられているので10年くらいで色が落ちてくる。
緩い勾配の屋根の場合、漏水する可能性があり、家によってはおすすめできない。

カラーベスト、コロニアルとよばれているものは全てスレート材のことでメーカーによる商品名の違いである

金属屋根工事

金属屋根工事はほとんどがカバー工法になります。そのため、既存の屋根材を撤去する必要がなく、割安に工事できます。

金属屋根自体は軽いが、既存の屋根材の上から施行をするので、必ずおもくなってしまい建物に負担がかかる。
カバー工法がほとんどのため、既存屋根材の下地部分が腐食していても発見するのが難しく発見できたとしても、その部分だけを修理するのがほぼ無理である。
雨音がうるさい
夏は暑く冬は寒い

板板、アルミ、ステンレス、フッ素鋼板、ガルバリウム鋼板

瓦の材質で経年劣化が異なります

外装材の各部位ごとに劣化の程度が異なります。劣化の早いものをあらかじめ知って、メンテナンスをひどくなる前に行っておけばコストもそこまでかからずにすむ場合があります。早めの点検、メンテナンスで愛着のある我が家を守りましょう。

瓦の材質と点検・改修時期の目安

	メンテナンス部位	点検時期 (目安)	改修時期 (目安)
粘土瓦	屋根材平部	10年	30年
	屋根材役物	10年	20年
	メンドシックイ	5年	10年
	水切部材	5年	10年
セメント瓦	屋根材平部	10年	30年
	屋根材役物	10年	20年
	メンドシックイ	5年	10年
	水切部材	5年	10年
カラーベスト (一般品)	屋根材平部	10年	10年
	屋根材役物	10年	10年
	メンドシックイ	5年	10年
	水切部材	5年	10年
外壁 (サインディング)	屋根材平部	5年	30年
	屋根材役物	5年	30年
	メンドシックイ	5年	10年
	目地コーキング	3年	5年